館林市 T・Iさん
私には息子と娘がおりましたが、息子はすでに他界しております。
息子には妻と子どもたちがおりますが、私の娘とは以前から折り合いが悪く、現在はトラブルはないものの、私に万一のことがあった際に深刻な問題に発展しないか気に掛かっておりました。
また、私は長年会社を経営してまいりましたが、経営に関連した債務も相応に抱えております。一方で、私個人の預貯金といった財産は決して多くはありません。
もし、法定相続分通りに分割することになれば、事業の拠点である土地や建物を売却しなければ相続税の支払いや代償金の捻出が困難になることが目に見えていました。
しかし、私としては、これまで心血を注いできた事業を後継者にしっかりと継承し、守り続けてほしいという強い願いがあります。
その思いを娘に相談したところ、私の意思を汲んで事業を承継する覚悟を決めてくれましたので、私の財産は相続人で分けることなく、すべて娘に譲りたいと考えました。
とはいえ、娘と亡息子の家族との関係を考えると、単に言葉で伝えるだけでは不十分です。
私が「全財産を娘に譲る」という明確な証拠を法的に残しておかなければ、娘が苦労することになるという強い不安がありました。
そこで、「全て娘に譲る」という自身の意向を確実に実現するための遺言書が作成できるのか、また作成しただけで本当にトラブルなく手続きが進むのかを専門家に相談したいと考えました。
上野弁護士の事務所は市内にあり、建物の前を通りかかる際に以前から存じ上げておりましたので、さっそく相談のご連絡をしました。
上野弁護士は、「公正証書遺言」を作成することで私の意向を法的に担保できること、そして万一の際には上野弁護士が「遺言執行者」として、娘に代わって一切の手続きを執り行う方法があることをアドバイスしてくださいました。
法的に強固な遺言書を残すだけでなく、弁護士さんが責任を持って実務を担ってくれるのであればこれ以上の安心はないと思い、公正証書遺言の作成と遺言執行の業務をセットで依頼することにいたしました。
依頼後、上野弁護士は速やかに必要書類の収集や公証役場との調整といった段取りを整えてくださり、この度、無事に公正証書遺言を完成させることができました。
まだ元気がありますが、いつ何があるか分かりません。迅速に手続きを終えられたことに、心から安堵しております。
娘にもさっそく遺言書のことを伝え、「もしもの時は上野弁護士に連絡するように」と話しました。
上野弁護士には大変お世話になりました。ありがとうございました。

